幼稚園の紹介
教育方針・園の特色
カトリック的雰囲気の中で、父なる神に祈り、感謝する心を養い育て、子ども一人ひとりが
『私は世界中に一人しかいない大切な私』
『だからお友達も同じに大切なんだね』
と、幼稚園生活の全てを通して体験できるように職員一同努めています。
- 自然に親しみ、お友達を思いやり、助け合えるたくましい子ども。
- 自分のことは自分でやり、自分の思いをはっきりと伝えることができる子ども。
- 『わぁ!すごい』『ありがとう』『ごめんなさい』『おねがいします』を素直に言える子ども。
- 子どもが自分の意思で行動できるように、子どもを魅了し、自ら活動へと誘う準備された環境。
教育環境
モンテッソーリ教育法について
モンテッソーリ教育法は、イタリアの初めての女医マリア・モンテッソーリ女史が、子どもを観察教育することによって発見した生命の法則(すべての子どもの中には、自ら学び成長したがる欲求があり、大人の言葉や注意によってではなく、内的なその欲求に動かされた、行動を通して学ぶ)に基づいています。
この子どもの本来の欲求を満たすためのモンテッソーリ教育法によるクラスの主な特徴は、
- 3歳、4歳、5歳の縦割りクラスです。
自然な人間社会は異年齢社会で、お互いに学び合い、
助け合って思いやりを身につけていきます。 - 自由な時間を多くとります。
子どもの成長の速さには大きな個人差があり、内的欲求に促された興味のあらわれ方も一人ひとり違っていますから、 自分の意思で行動できるように。
(自己選択、集中力、達成感、満足感、創造性、自立心、受容力、社会性の育成)
モンテッソーリ教具・教材
幼稚園での祈り
謙虚な心、宗教的情操、自分をかえりみる心、落ち着きなどを養うために、幼稚園の日課は、祈りで始められ、感謝の祈りをもって終わります。祈りは神様との会話ですから、自分で自由な言葉でしてもいいのですが、みんなが一つの心になるために声を合わせてするときは、きまった言葉を使います。
祈りの言葉が難しくて幼児の理解をこえるものであっても、子どもが今、自分は神様の前で尊い挨拶の言葉をとなえているのだと、考えることによって教育的な目的は達せられます。
私たちは一人で一日も生きることはできません。神様のはからいの中で、家族、ご近所の人々、そして大きくは世界中の人々、動植物の命のおかげで日々を過ごすことができるのです。この“おかげさまで”の感謝の心と“一人ひとりが神様から授かった大切なかけがえのない命”であることを、子ども一人ひとりの中に、しっかりと育んでいきたいと願っています。